藤井戦国史

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防禦ロジックと城

防禦ロジックから見える

それは、敗退のシナリオ。

城は防禦戦闘の道具である。
堀、土塁、石垣は、その地でいかに戦うか、その意思と方法を語っている。
 
外郭、副郭、主郭と、塁壁は重なる。
外郭が攻略されるとその内側へ、
そして最後は主郭での防戦。
 
この、段階を追った戦いは、
何重にも重なった塁壁の存在による。
これは正しく敗北へといざなう
シナリオである。
 
城は、敗北へ至る間、敵対者に
いかに多くの出血を強いるか、
この努力を見せ付ける舞台なのである。
 
個々の城造りから、
戦国武将の戦闘センスを観察しよう。

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