江戸期の城は既製品的である。 江戸期の城の種類は、一種類しかない。 それは大名の居城である。 一方、戦国期の城の種類は多様である。 戦略的存在の城。戦術的存在の城。 経済的拠点の城。宗教拠点の城。 数時間で造られ、1日で捨てられる城。 海軍の城。百姓の城。 時代の変革期、武将たちは、 変革する多くの軍事ニーズに 合致させるべく城を多様化させ、 進化させた。 現れた個性的な城々は、 時代の変化を写し取っている。