追撃殲滅戦のロジック

この戦略が戦国時代を終わらせた。
 
追撃殲滅戦とは、主力間戦闘で勝敗が決した後、勝者が敗者に立ち直る時間を与えず追撃し、中継拠点、または根拠地まで攻める戦い方を言う。
 
しかし、長距離の追撃を行うには、それ相応の準備が必要である。
決戦以前に、決戦準備と並行して、敵地への長距離追撃の準備を行う実力を持った
戦国大名にして、初めてチョイスできるロジック
である。
 
天正以降、信長はこの“追撃殲滅戦”に目覚め、以降豊臣秀吉も多用する。
この“追撃殲滅戦略”の出現が、日本の戦国時代を終わらせる。
 
ヨーロッパで殲滅戦を常識化したのはナポレオンである。
信長は、ナポレオンの200年前にこの戦略を手にしていた。