防禦ロジックと城

それは、敗退のシナリオ。
 
城は防禦戦闘の道具である。
堀、土塁、石垣は、その地でいかに戦うか、その意思と方法を語っている。
 
外郭、副郭、主郭と、塁壁は重なる。
外郭が攻略されるとその内側へ、そして最後は主郭での防戦。
 
この、段階を追った戦いは、何重にも重なった塁壁の存在による。
これは正しく敗北へといざなうシナリオである。
 
城は、敗北へ至る間、敵対者にいかに多くの出血を強いるか、
この努力を見せ付ける舞台なのである。
 
個々の城造りから、戦国武将の戦闘センスを観察しよう。